気になるテストツール
- Watir
- Selenium
HTMLでテスト手順を指定。ブラウザ上で動くため、クロスプラットフォーム。
- [日常] 英語の技術文章をどう訳すか
暇なときにやっているWordPressのドキュメント翻訳とか、ブログに英語のソース*1を引用するときの日本語訳とか、英語を訳すことはちょくちょくあるんだけど、そのときの翻訳の方針について。
知っている限りでは、技術系文章の日本語訳には次の3つのパターンがある。
- 直訳的文体
- 語り口調的文体
- 自然な日本語的文体(意訳的文体)
次の文章を例に取って、それぞれの文体にあわせて日本語訳をしてみる。
What is a theme? - Using theme - WordPress
A theme is a collection of files that work together to produce a graphical interface with an underlying unifying design for a weblog. A theme modifies the way the weblog is displayed, without modifying the underlying software. Themes may include image files (*.jpg, *.gif) style sheets (*.css) as well as any necessary code files (*.php). Essentially, the WordPress theme system is a way to skin your weblog.
1. 直訳的文体の場合
とにかく直訳。
2. 語り口調的文体の場合
くだけた表現がポイント。
3. 自然な日本語的文体の場合
無生物を主語にしないように配慮すると、日本語っぽくなる気がする。
なんか、ネット上で見かける技術文章の日本語訳は、やたら1.が多い気がする。確かに、直訳しておけば原文の意図を捻じ曲げる危険は減る。3.の場合は、直訳すると日本語が変になる場合、大胆に文章の構造を変える必要があるので、理解を誤ると原文とは異なる意味になってしまう危険を伴う。でも、そもそも考え方も語順も文法も違う言語同士で直訳したって、読みやすい文章になるはずがないんだから、1.のように訳すんだったら3.にチャレンジしたほうがいいと思う。ただ、手間はかかる。
語り口調にすると直訳と文章の構造が同じでも、不自然さが和らぐのは気のせい?
*1:情報源のほう