Kookle - Folksonomy driven directory search - を使ってみた

http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~i041184/distribute/tag_directory/top_page.html

変態的なまでにはてなブックマークをクロールしては、色々と作っているid:kanbayashiの作ったKookleを使ってみる。

Kookle とは

適当に氏のブログから引用しようと思ったら、適当な文章が無いので第三者視点から。

Kookleとは、ソーシャルブックマークのタグ情報から、Yahoo! に代表されるようなディレクトリ型分類構造を自動で生成するサービスである。現在あるディレクトリ型検索エンジンは、基本的にサービスを運営する人間の手によって登録、分類されているが、それをFolksonomyによって実現しようという試みであり、実にWeb2.0的である。

UIについて

論外

ロゴ

何も言うまい。

なぞのtableタグ

(゜∀゜)

小さすぎる文字

小さい文字がカッコイイとされるのはアルファベット使用圏の話であり、日本語のような複雑な文字を扱う言語圏において、font-size: x-small; は犯罪的。*1そもそも、クリックさせるべきモノは大きいに越したことはない。

機能面について

ディレクトリ分類

おおむね関連性のあるタグがまとまっているように見える。微妙にずれている分類もみうけられるが、大外れは目立たない。

どのようなアルゴリズムで分類しているのかはしらないが、ディレクトリ分類の粒度はかなりまちまちに感じる。例えば、トップレベルに「政治」「web」といった広い範囲をカバーするディレクトリがあるかと思えば、「youtube」「plagger」といった、Yahooならディレクトリになるかどうかすら怪しいディレクトリがあったりする。この点については、アルゴリズム以外にも、ディレクトリ分類のデータソースがはてなであるという特殊性に由来する可能性も十分にある。

わざわざディレクトリ構造(木構造)にしなくても、循環する部分があっていいんじゃね?と思ったんだけど、「それなんてタグクラウド?」

その他

今日見たら、各ページへのリンクの横にはてブのページへのリンクと、Googleディレクトリ名をサイト内検索するリンクがついていた。ぶっちゃけこれはイラネ。はてブ数表示くらいでいいんじゃないだろうか。

某関係筋よりひとこと

結局、各ディレクトリにあるリンクって、そのタグではてな検索したのと同じじゃないの?

*1:実はactiveCollabもこの点で犯罪的だが、開発者があっちの国の人だから気がついていないからしょうがない。今度言わないと。