スキルアップセミナーふつかめ

なんだかなぁ。何もすることがないんだから休めばよかったかも。穀潰しのような気分。

Intelの中の人と昼食をとりながらお話しさせてもらった。そのときに教えてもらったのだけど、うちの学科の研究室(の教授)がお勧めだそうで。OSだろうがネットワークだろうが、やりたいことをやらせてくれるような方だそうで。お話を聞きながら、ソフトウェアにしろ何にしろ、低レイヤーの重要性を再認識した。そしてその話を思い出しながらこの文章を書いていて、大学にいる間こそ低レイヤーへ低レイヤーへと知識を掘り進めていくべきだな、と考えている。

中学を出て就職する人、高校を出て就職する人、大学を出て就職する人、大学院を出て就職する人、ずっと大学で研究する人。この並びは、後ろにいくほど低レイヤーを勉強する人になる、と言い変えることができる。それは技術に限らず、殆どの学問においてあてはまるように思う。この並びの後ろにいくほど複雑化していくように見える学問は、実はより高度な抽象化の技法を身につけて、"源"へと辿りつく旅をしているのではないだろうか。

そして自分は、様々な環境に恵まれ、幸運にも"源"への旅を未だ許され続けている。ならば、目指すべきは"源"ではなかろうか。

もちろん働きながら続けることもできるだろうけど、アカデミックな世界から比べるとそれに割ける時間は少なくなってしまう場合がほとんどだと思う。